薦田典佳 | 仕事を丸なげする嫌な上司にならないために

実は上司になることで得られる特典の一つに、自分の好きなように仕事ができるということがあります。

ですが、この「自分が好きなように仕事をする」という立場に甘んじてしまう人ほど、嫌な上司になりやすいとも言えます。

上司の特典「人に仕事を丸なげ」できてしまう

面倒な資料作りや、プレゼンのためのデータ収集など、働いていると面倒な仕事からは逃げられません。

細かで地味な作業というのは部下の時代には、すべて自分自身でやらなくてはいけないものでした。

アシスタントをつけてくれるような職場であれば人に依頼できますが、多くの人は自分の仕事で発生する地味な業務は自分で一人で処理していると思います。

ですが、上司という立場になった途端に面倒な仕事、細かな仕事、自分が苦手な仕事を部下に振り分ける事ができるようになるのです。

だからこそ、仕事を丸なげする上司というのは生まれてしまいます。

嫌な上司ほど、自分が好まない仕事を人に丸なげをしがちになり、部下から内心で嫌な顔をされても気がつきません。

つまり、仕事を丸なげしてくる嫌な上司というのは、その立場の特権を行使し上司という立場に溺れてしまっているのです。

仕事を丸なげしてくる上司に自分がならないために

仕事の振り方として、丸なげをして部下がいいようになってくれるのは確かに楽です。

逆にしっかり部下に仕事を振り分けるためには、部下の正確や現在の仕事の量、部下のキャパシティーなどを把握していなくてはいけません。

つまりマネジメントがしっかりできているか、できていないかで、仕事の振り分け方が変わります。

丸なげ上司は、単純に仕事を丸なげするだけで部下のマネジメントが一切できていない事が原因なのです。

貴方が上司としての立場になったとき、部下に「この上司いつも仕事が丸なげで嫌なやつだ」と思われないためにも、部下の業務ボリュームなどは常に把握しましょう。

しっかり部下をマネジメントできていれば丸なげの無能上司だとは思われずにすみます。

どういう仕事の振り方が「丸なげ」と思われるのか

具体的にどのような仕事の振り方が丸なげと思われるのかも知っておきましょう。

いくつかのポイントがあります。

業務内容を自分が把握していない

丸なげする業務の具体的内容や、部下からの質問に答えられずに「適当にやっといて」というような丸なげにあたります。

一方で仕事をきっちり振り分ける上司が、業務内容を把握しており部下の質問にも回答ができる状態です。

責任を上司が負わない

部下が失敗をしてしまったり、プロジェクトを丸なげした時に損害が出た時に責任を取らないのが丸なげです。

ある程度のプロジェクトの管理権限は上司が持っているはずなのに、そのコントロールをせずに丸なげし「俺はしらない、部下が勝手にやった」というのはNG。

このような仕事の仕方は丸なげの嫌な上司だと思われます。
自分自身が仕事を丸なげされて嫌な体験をしたのであれば、同じような仕事の振り方をする上司になってはいけません。

仕事を丸なげするだけの上司は、そこに存在の意義も価値もありませんので、そのようなビジネスパーソンに貴方はなるべきではありません。