薦田典佳 | ダメ上司のもとでどうして黙って耐えているのか

日本社会にはいわゆる同調圧力というものを感じることが多いです。

例えば、全員が毎日のように残業をしている中で、自分の仕事が終わったとしても帰りにくいというような空気を感じたことがある方もいるはず。

このように、一人だけがその場から抜け出そうとしようものなら、今まで我慢していた周りからの冷たい視線が突き刺さるのです。

これが同調圧力といい、最も日本の会社蝕んでいる原因でもあります。

嫌な上司と出会った時、多くの人が客観的にその人の働き方を見ていると「会社を辞めればいいのに・・・」と感じることでしょう。

日々パワハラ上司に怒鳴られる、仕事のやりがいを搾取される。

そのような日常に精彩を欠いていき、うつ病にまで追いやられてしまう友人がいたとすると、あなたはきっと「そんな会社やめちまえ」とアドバイスするはず。

ですが多くの渦中に居る方は、その「会社を辞める」という選択をしません。

その理由が、同調圧力が原因なのです。

辞めたら次がないから・・・・と我慢をしてしまう

ブラック起業や、パワハラ、嫌な上司に苛まれて心を病む人はなぜか会社を辞めません。

その時の彼らの心境として多くの共通事項があります。

  • 辞めたら次がないから
  • せっかく正社員になれたのだから
  • 次はもう正社員なんてなれないから

このように次がないから辞めたいけどやめられないと、自分自身を呪縛しているのです。

結果として、彼らは会社を辞めるという意思表示をすることなく、とことんまで体を壊してしまいます。

一方でダメ上司の視点でみると、どんなにパワハラをしたり、やりがいを搾取しても部下は辞めません。

つまり、上司からみると部下は自分の行動を受け入れているというように見えます。

やりたい放題をしている自分が相手を傷つけていたり、ましてやうつ病まで追いやっているとは露とも感じず、結果的にダメ上司はますます自分が正しいと思い込むのです。

ダメ上司と今現在お付き合いがあり、心底疲れきっている貴方に問います。

黙って耐える

それは正しい選択ではありません。

また、ワンマン上司、パワハラ上司の言いなりになることも正しい選択ではないのです。

まず「辞めたら次がない」が貴方の思い込みでしかないことに気がつきましょう。今のひどい環境よりもずっとましで、働きやすい環境は必ずどこかにあるのです。

心身を壊す前に、その執着から脱する勇気を持つことをおすすめします。

絶対に辞めても次はあるのです。